2018年 01月 15日

dark room work

d0072001_15283242.jpg これは、たしか息子が怪獣(スカルゴモラ)になっているところ
ア"〜!
土曜日の暗室作業から。
詳細にてもう少し作業内容
Photo Data:
 Hasselblad 500C/M,
 Planar C80mm 1:2.8

 400TMY-2
 T-MAX Dev 1+0.6 (1 + 7) :
 20 degC 12min
 オリエンタル ニューシーガル VC-RPⅢ



ちなみに、髪の上の白いくちゃくちゃしたものは、フィルムについてゴミと思われる。
修正せずにそのままアップした







d0072001_15282080.jpg前回紹介したテストピース。
大体は、テストピース 小 2〜4枚、テストピースロングを1〜2枚消費するのが普通。
テストピース小は2号で6秒、9秒の物。テストピースロングは、9秒で2号と3号で焼いてみたもの。
グラデーションチャートについては後述。




d0072001_15282515.jpg3号のテストピースロングを眺めて、もう少しコントラストが欲しい気がしたので1/2号あげた3+1/2号で一発焼いてみることに。
想定と違う焼き上がり。当たり前の話だが、号数をあげると明るいところはより明るく、暗いところはより暗くなる。なんとなく顔が明るくなる気がしていたが暗くなってしまった。冷静に2号と3号のテストピースをみていればわかりきったことなのだが。

うーむ、む、む。仕方がない。中心部の覆い焼きは苦手だが、やるか。
ハサミでチョキチョキして覆い焼き用の紙を作成。

Nikkor 80mm F5.6で絞りは11。焼き時間は、9秒。
だったので、6秒そのままで焼いて、3秒覆焼きすることに。
で出来上がったのが。1枚目。


d0072001_15274488.jpg今回の暗室作業の肝はこれ!
新しく買ったのはニューシーガルだが、暗室作業の一番最初に残ったイーグル2枚でテストチャートを作ってみる事にしたのだ。
暗室から出てじっくり眺めると、何時も焼ききれない自分のプリントに残念感がいっぱい。暗室灯の下では十分黒い様に見えてしまうのだ。
そこで、どこまで黒くしても大丈夫なのかという比較用のチャートを作ることにした。
暗室の親父がこれを見て、「あ、いいねー。俺もやってみようかなー」と言ってくれた。
ま、プロなんだからやった事がないわけないので、新しい調合の現像液でやってなかったなーとか、号数別などその様な事なのだと思うが。

今回このチャートを作ってみて良かったのは、比べれると言う事意外に、暗室灯の下での黒に目が慣れたという事に尽きると思う。
いやー、実際グイグイ焼ける。今までならこれ以上は真っ黒だと思ってもまだ焼き足りない事が多かったのに、今回は、まだまだ焼けるでしょう、と余裕で思ってしまうのだ。

テストチャートが出来たらOKと言うよりは、次回も最初にやっても良いかも。謂わゆる、手馴し見たいな感じだ。発声練習とかピアノのスケールの様な感じ。10分20分これを行う価値は十分あると思う。

さて、このテストチャート、一枚は真っ黒の黒。ダイレクト光で30秒以上焼いている。他は、絞り込んで0.1秒とか0.2秒づつ焼き時間を増やしていったもの。グラデーションチャートの黒を見た時は、真っ黒と見分けがつかないと思ったのだが、結構違う。まだまだ、焼けるって事か。

他にも、今回からニューシーガルに戻したが、安心なことがもう一つ。イーグルに比べるとISO感度が低いのだ。ネガの濃度と、焼きの秒数は体に染み着くので、5秒以下の秒数が出ると、自分のネガを疑ってしまうことになる。イーグルではしょっ中だったが、ニューシーガルに戻したら、9秒や十数秒という時間で焼けることに、とっても安心かんがある。
実際、この位の時間がないと焼き込みや覆いが上手く出来ない。

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by mon21mon | 2018-01-15 00:27 | dark room prints | Comments(11)
Commented by dialogue2017 at 2018-01-15 02:11
やはり銀塩プリントは大変そうですね。
Photoshopを弄るのさえ面倒な私にはとてもやれそうにありません。
Commented by mon21mon at 2018-01-15 06:53
☆dialogue2017さん
こんにちは。コメントありがとうございます。
面倒な事や、指先を動かして何かをする事が好きなのだと思います。
結果が同じなら(敢えて書きましたが)、面倒な方が楽しいに決まってると思っているわけです。写真であれば一枚にかかる時間はその写真に対する念度(愛でもいいです)につながると考えます。見る方には全く関係のない事です。
一年で銀塩プリントする枚数は、ここ数年は十数枚位しか有りませんでした。今年は、30〜40枚位焼きたいと思います。選ぶカットにあまり必然性はありません。愛があるから時間をかけるのではなく、時間をかけたから益々愛が深まったと言うのは往々にして有るのだと考えています。
Commented by dialogue2017 at 2018-01-15 10:24
mon21monさんこんにちは。
仰る通りだと思います。
私は社会のデジタル化と言うものが進行することによって、
人間は大切なものを少しずつ忘れ失って行っていると思います。

デジタルテクノロジーによってもたらされるものには「必要」なものも少なくないと思いますが、
人間には「アナログ」的なものがとても大切だと考えています。
ですから、mon21monさんが上に記されたことはとてもよく理解できます。

頑張って沢山のプリントを焼いて下さい。拝見できる機会が来ることを楽しみにしています。
Commented by voyagers-x at 2018-01-15 11:08
おはようございます!!
微調整するための階調のチェックですね
少し手間が掛かりますけど、この作業が実は楽しいのでしょうね

Commented by purebliss at 2018-01-15 17:23
こんにちは^^
明日、暗室へ行くのですが ちゃんとやれるか不安でいっぱい・・・^^;
しかも修了展用なので 大きな印画紙。。。

以前は 先生がついててくれたので 安心出来てたのに
一人で 大丈夫か、、、わたし
覆い焼きとか 苦手だったし 恐怖でいっぱい(笑)
Commented by mon21mon at 2018-01-15 18:21
☆pureblissさん
こんにちは。大きな印画紙でビビる位という事は、半紙とかでしょうか?自分は大カビネと6切りしかやった事が有りません。今は6切りオンリー。サイズが上がると、一枚の値段が上がるので、値段にビビる事は有りますよねー。ただ、手で覆ったりといった作業はし易くなると思います。
どんなサイズでも仕上がりの4分の1位のサイズで、パーツパーツを確認出来れば不安な事は無いと思います。これまでの経験で暗室作業十分と先生が判断されたのでしょうから、自身を持って焼いてくださいね。
pureblissさんも、暗室時間に余裕があるならグラデーションチャート作って見てはいかがですか?自分は目がなれた事で、
今日の俺ってイケてる!
と、ブイブイ焼く事が出来ました。
心のこもったプリントが出来ますように、白薔薇のイメージをお送りいたします(あ、いや、心の中でって事っすよ)
Commented by mon21mon at 2018-01-15 19:00
☆voyagersさん
こんにちは。
テストピースを焼いている時は、正直、その号数、その秒数で焼いた時の全体のイメージが出来ない事がままあります。紙を無駄に出来ない時なら、パーツ別に焼いて見て判断すると思いますが、6切り位なら、5割イメージ出来たら、エイやーと一枚焼いてみる事が多いです。そこから、いじって、2〜3枚焼いてみる事が有りますが、それ以上暗室でもがく事はしないようにしております。
いくらいい絵で撮れてるはずなんだと思っても、焼くのが難しければ、選んだ光かネガ作りが悪いか、自分の腕がないかのどれかです。暗室を出て冷静な時に判断すべき事だと考えております。
暗室で一番楽しいのは、狙いが的中した絵が浮かび上がった時でしょうか。うおー、天才って感じです。
はっきり言って、暗室で興奮している方は、皆自己満なのです、自己満。はい、自分の事です。
自己満なのですが、これからもよろしくお願いします
Commented by blackfacesheep2 at 2018-01-17 14:05
フィルム現像まではできるのですが、その先がなんとも・・・
貸しスタジオもあるんですけど、なんかおっくうになっちゃうんですよね。
私も6x6を大伸ばしにしてみたいなあ。
Commented by kobatetuapril at 2018-01-18 00:05
大学時代に写真サークルでフィル現・焼き・パネル張りを一貫して行っていましたが、
いくら気を使ってもフィルムに塵がついてしまうことはちょくちょくありました。
そんな時は乾燥させたフィルムをジャブジャブと水洗いして指先でこすって落とすという荒療治をしたこともあれば
スポッティングで対応することもありましたっけ。
バライタの全紙に焼くと、フィルムについた傷は案外気にならなかった・・・様な気がします。
そういえば、「スポッティング名人」みたいな人もいたなぁ・・・なんて思い出しました。
イルフォードの全紙を引き伸ばし機の上に置いて、ワクワクしながら焼き付けのタイマーを待つ・・・
D-76の海に、像がパァ・・・っと浮かび上がる(上向き現像は本来反則でしょうけど、私はこれが見たくて
いつも印画紙を上向きにして浸けてました)・・・
今思えばあの頃は色んな意味で贅沢だったなぁ・・・
フォトショをいくらいじくってみたところで再現できない幸せだったんですね。

お子さん、とても自然な表情で撮れていますね。
子供も大きくなってくると段々昔の様に無条件でカメラに愛想を振りまいてくれなくなってきて、
写真を撮るのも妙に「コツ」みたいなものがいるようになってきちゃってるんですけど、
mon21monさんはそのへんお子さんと良い関係が持てているんでしょうね。
子供の写真って、カメラマンであるお父さんの人となりまで見えてくるようで、すごく好きです。
Commented by mon21mon at 2018-01-18 07:26
☆黒顔羊さん
こんにちは。
東京へ来られる御用などありませんか?2〜3時間程あれば、暗室ご案内しますよ〜。
ネガだけあれば、印画紙は当方の物を使用いただいて構いません。
Commented by mon21mon at 2018-01-18 09:53
☆kobatetuaprilさん
こんにちは。
パネル張りは、木の板に端を織り込んで貼り付けるという方法でしたでしょうか?写真部の方はよくそれをしていました。
自分も上向き現像派です。暗室灯でも、若干かぶるのだと言われればそうなのかもしれませんし、不用意に紙が浮き上がっても裏返しなら大丈夫と言うのも理解は出来るのですが。
像が浮かび上がる瞬間を見ないと安心できませんよねー。
渡部さとるさんの本に、暗室処理は神経が研ぎ澄まされ、デジタル処理は無感覚になる、というような事が書かれてました。もしかしたら逆だったかもしれません。何れにしても、全然別物、と言うことには変わりありませんね。
子供が写真をどう思っているかですが、まー、自分は呆れられてますねー。
子供には、abs樹脂製でゴムカバーがされた200万画素位の子供カメラを与えております。撮っては消し撮っては消ししています。子供の脳の成長と同じなのでしょうか。消しながら新しいものをじゃんじゃん詰め込んでいくみたいな
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