2008年 01月 01日

Photons, Silver atoms and many Miracles.

d0072001_23163772.jpg皆様、明けましておめでとうございます。新年を迎えるにあたって一言お願いさせてください。

人と人が出会って生まれる愛の奇跡。光子と銀原子が出会って結像されるフィルムの奇跡

この奇跡が無くなってしまわないように。

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Photo Data:   ASAHI Pentax SP-F, SMC-Takumar 85m 1:1.8


私はデジタルでも写真を撮りますが、フィルムで写真を撮る方が好きです。なぜフィルムにこだわっているのか、最近までよくわかっていませんでした。主にフィルムを写真を使う写真家のフィルムの素晴らしさを紹介する誌上記事を読み、まったくそのとおりだと同感します。一方私はポラロイドも好きです。多くの写真家の方が言われる言葉では、私のポラロイドが好きな気持ちを説明できないことも多くなぜフィルムが好きなのかという理由をしっくりと説明できませんでした。でもつい最近、他人の言葉ではない、自分の言葉で言えるフィルムが好きな理由がわかったような気がしました。もしかしたら今思っていることも勘違いなだけでただ単に意地を張っているだけなのかもしれません。でも、今みんなで何かしなければフィルムそのものが無くなってしまうかもしれません。
前にも書きましたが、一度フィルムが生産されなくなったら復活することはまずありません。未来の写真文化全体から言えば、無くなってしまってもたいして何も変わらないのかも知れません。でも、私はフィルムが好きです。無くなってほしくないから、無くならないためには皆が使わないといけないから、つたない一言ですが私が思っているフィルムの素晴らしさを言わせてください。

光子と原子が出会って結像されるフィルムの奇跡。

写真を撮ったまさにその瞬間、無限の光子と銀原子の中から互いにたった一つだけが出会って画像を構成する一つの粒子が作られます。マクロな視点で見れば当たり前でも、ミクロな視点で一つ一つの現象を眺めれば、それは奇跡に近い確立でしょう。

光子と電子素子が出会ってデータとなるデジタル写真の奇跡。

奇跡には変りないでしょう。でもフィルムのすばらしさは、そこで起こった奇跡がそのまま目視できる状態で、奇跡のままで固定されることではないでしょうか。スキャンして読み込んでブログにアップしてしまえば、ブログで見られる写真はデジタルもフィルムも変わりないでしょう。

でもフィルムには、過去に起こった奇跡が、沢山の奇跡が起こった結果として、奇跡を起こした物体そのものが目に見える状態で残っています。沢山の沢山の奇跡が詰まったその物体が目前に存在し、それを眺める幸せ。奇跡の結果として笑顔が写っていて、それを見た見知らぬ人が幸せな気持ちになったらそこにも新たな奇跡と幸せが存在します。そのことがフィルムで写真を撮ることにこだわっている理由のような気がします。これが、デジタルでは味わえないフィルムだけの素晴らしさです。ポラロイドも同じ素晴らしさを持っているから好きです。コピーできずonly oneであることもその結果なのです。

この奇跡を何度も何度も目の前で確認できる幸せ。普段デジタルで写真を撮っている皆さんも、たまにはカメラにフィルムを詰めて、この奇跡を奇跡を見る幸せを感じていただければと思います。

一方、仕事として写真を撮る上では、その場で撮った写真を確認出来る便利さや、数多くシャッターを切れる便利さはフィルムでは代用することが出来ないでしょう。

プロが広告写真の為に使う機材と、アマチュアが(プロも)趣味のために感動のために使う機材は明らかに違ってよいし共存すべきである。でも、危機にさらされているフィルムを保存するために写真業界全体として何か行動すべき時ではないでしょうか。

新年早々私のつたない一言を読んでいただいた皆様ありがとうございました。

今年もよろしくお願いいたします。
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by mon21mon | 2008-01-01 00:00 | Photo


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